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InstagramのDM自動化データからインサイトを得よう!(feat. SocialMore)

  • SK  
  • 11月13日
  • 読了時間: 8分

SocialMoreの自動化メッセージでフォロワーとノンフォロワーの比率を確認! 素材別・ボタン別にコンタクトユーザー数やメッセージ送信数を分析し、インサイトを発見しましょう。

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InstagramのDM自動化、メッセージ送信機能だけに利用していませんか?一歩進んで、DM自動化で送信されたメッセージのデータを分析してみると、客の行動パターンを読み取り、次のマーケティング戦略まで立てることができます。特にSocialMore(ソーシャルモア)では、素材別にコンタクトユーザー数・フォロワー数・送信数などを「1depth」で分析できるほか、返信に関するカルーセル・応答ボタン・ページ訪問分析などを「2depth」としてさらに分析できます。今回は、このSocialMoreが提供するDM自動化データ指標を活用して、どのようにインサイトを得られるかをご紹介します。

1. フォロワー/ノンフォロワーの分析でインサイト発見

SocialMoreはDM自動化メッセージを通して、フォロワーとノンフォロワーにどれだけメッセージが送信されたのかを把握できます。これは「フォロワー区分送信機能」があるからこそ可能なことです。この設定を利用すると、フォロワーとノンフォロワーにそれぞれ異なるメッセージを送信することができ、ノンフォロワーにはフォローを誘導するメッセージを送ることができます。 こうして「フォロワー区分送信」を分析することで、コンテンツを閲覧するユーザーの顧客傾向をより深く把握することができるようになります。

SocialMoreのフォロワー区分送信ダッシュボード、フォロワー vs ノンフォロワーの比率が高いケースのサンプル画面
SocialMoreのフォロワー区分送信ダッシュボード、フォロワー vs ノンフォロワーの比率が高いケースのサンプル画面

🔎 コンテンツを消費する顧客傾向の把握

フォロワーの比率が高い方は、Instagram上でのロイヤル顧客(忠実なフォロワー)が多いと考えられます。一方、ノンフォロワーの比率が高い方は、新規流入や潜在顧客が多いと言えるでしょう。そのため、コンテンツを消費するユーザーの傾向に合わせて、DMメッセージの内容を最適化することも可能です。また、異なる顧客層を獲得するために、コンテンツ企画の方向性を見直すことも効果的です。

SocialMoreのフォロワー区分送信のサンプル画面
SocialMoreのフォロワー区分送信のサンプル画面

📢フォロワー/ノンフォロワーによる成果測定インサイト

フォロワーには特別なメッセージを、ノンフォロワーにはフォローを誘導するメッセージを送ることを基本的に行い、このようなフォロワー区分送信の比率を分析することで、Instagramアカウントのコンテンツターゲット層を把握してみましょう。

① フォロワー比率が高い場合:ロイヤル顧客

既存のフォロワーが実際の顧客につながっているかを確認することが大切です。リピート購入やイベント、特典提供を中心に、継続的にロイヤル顧客へ育成する戦略を立てましょう。また、新たな顧客層を開拓するために、新規獲得に向けた施策を設定するのも効果的です。

② ノンフォロワー比率が高い場合:新規または潜在顧客

ノンフォロワーがフォロワーへと転換しているかを確認しましょう。フォロワー比率の推移を追跡しましょう。フォロワー比率が上がらない場合は、新規顧客の離脱が多く、ブランドロイヤルティが低い可能性があります。その場合は、コンテンツ内容や特典設計を見直し、再エンゲージメントを促す戦略を立てる必要があります。

2. コンタクトユーザー数とメッセージ送信数からインサイト発見

SocialMoreの「全体送信状況」や「タイプ別の送信分析」では、自動化メッセージの送信指標を確認することができます。その中でも、コンタクトユーザー数とメッセージ送信数を通じて、アカウントの運用状況を把握できます。この2つの指標を活用するだけでも、新たなインサイトを得られます。

SocialMoreの投稿/リールコメント返信送信状況ダッシュボード
SocialMoreの投稿/リールコメント返信送信状況ダッシュボード

💡 用語解説

  • コンタクトユーザー数:送信されたDMを受信したInstagramユーザーのアカウント数(重複受信を除く)

  • メッセージ送信数: Instagramユーザーに送信されたDMの総メッセージ数


🔎 メッセージ到達範囲の把握

コンタクトユーザー数からは、実際に何人のユーザーがDMを受け取ったのかを確認できます。一方でメッセージ送信数からは、総メッセージ配信件数を把握することができます。

この2つを比較することで、1ユーザーあたり平均で何件のメッセージが送信されたのかを確認でき、これを通じて重複送信(インプレッション数)を確認することが可能です。

例えば、コンタクトユーザー数が1,000人で、メッセージ送信数が2,300件の場合、平均2件以上のメッセージが送信されたことになります。

この結果をもとに、素材別にメッセージ送信数を分析することで、どの素材で重複送信が多かったのかを把握できます。それにより、ユーザーが継続的に関心を持ってメッセージを受け取っているのか、または送信設定に問題があって不要な送信が発生しているのかを確認することができます。


📢 コンタクトユーザー数とメッセージ送信数の比較によるインサイト

① コンタクトユーザー数 / メッセージ送信数 =

コンタクトユーザー数に比べてメッセージ送信数がほぼ同じ、または1.3倍以内の場合、メッセージは正確に一度ずつ送信されていると考えられます。この場合、DMが効率的に顧客へ届いているため、次のステップとして顧客の反応率を確認してみましょう。


② コンタクトユーザー数 / メッセージ送信数 ↑

コンタクトユーザー数に比べてメッセージ送信数が2〜3倍以上の場合は、どの素材で送信数が多かったのかを確認する必要があります。重複送信が多い場合、主に2つの可能性が考えられます。

1️⃣ システム上のエラーにより、一部のユーザーが正しくメッセージを受け取れず、同じDMが重複送信された可能性。 2️⃣ DM送信時間より1〜2日後に再送信がある場合、ユーザーの関心度が高かったことを示す可能性。 このようなケースでは、各素材のコンテンツ内容を確認し、参考にすることで、他のコンテンツの改善にも活かすことができます。


3. カルーセル反応分析とページ訪問分析からインサイト発見

SocialMoreの投稿・リールコメント返信タイプ別の送信分析指標では、各素材ごとにより詳細なデータを確認することができます。日付別・時間帯別のグラフ推移に加え、返信の詳細分析を通じてコンタクトユーザー数やクリック数を把握できるため、各メッセージの送信後にどの程度の反応があったのかを分析できます。


🔎 カルーセルの反応分析

カルーセル形式のメッセージを使用している場合、カルーセルの反応に関するデータを確認できます。カルーセル反応分析では、カルーセルに設定した画像・リンクのクリック数を確認でき、ボタン別のクリックユーザー数・クリック数を確認できます。


SocialMoreカルーセルの反応分析画面
SocialMoreカルーセルの反応分析画面

🔎 ページ訪問分析

DMメッセージ内にURLリンクを含めている場合、そのリンクがどれだけクリックされ、外部サイトへ訪問されたかを分析することができます。

DMでユーザーに見せたかった情報が実際によく確認・閲覧されたのかを把握できます。そのため、URLの訪問数をチェックして、ユーザーがスムーズにサイトへ移動しているか、あるいはなぜ移動が少ないのかといったことを見つけ、改善に活かすことができます。

SocialMoreのページ訪問分析サンプル画面
SocialMoreのページ訪問分析サンプル画面


📢 DMメッセージボタン/リンク反応から得られるインサイト

DMメッセージを送信した後に、フォロワーやノンフォロワーがボタンやリンクに反応した場合、そこからさらに顧客の行動傾向を分析することができます。複数のカルーセルの中で、どの内容により多くの反応が集まったのか、また、どのボタンが最もクリックされたのかを確認することで、ユーザーの関心ポイントを把握することができます。

つまり、このようなデータを通じて、顧客がどんな情報やテーマに関心を持っているかを把握できます。例えば、割引クーポンよりも商品紹介ページの訪問率が高い場合、ユーザーは「価格」よりも「商品そのもの」に興味を持っていると考えられます。 ① CTAの測定

ボタンにおいても、ボタン名や配置順によってクリック率が変わることがあります。これは、どのCTAがよりユーザーの心を動かしたのかを把握できるため、この結果を基に、素材ごとにA/Bテストを実施することも可能です。たとえば、「割引」と「購入」ボタン、または「既存商品」と「新商品」など、それぞれのボタンの成果を比較することで、次回には違うメッセージ設定を行うこともできます。 * CTA(Call To Action)


② カスタマージャーニーの分析

ユーザーがDMメッセージを受け取り、特定のボタンをクリックしてリンク先のページに移動した後、どのような行動を取ったのかを追跡することができます。もし顧客の行動が途中で大きく減少している区間がある場合、その区間を特定して「なぜ次のステップへ進まなかったのか」を分析できます。ユーザーの予想よりも流れが複雑だったのか、あるいは期待していた情報と異なっていたのかを把握し、次回のメッセージで改善点を反映して離脱を防止することができます。


DMメッセージは「送ること」だけでなく、「送った後の分析」も重要です。このように成果を分析することで、多くのインサイトを得ることができます。そして、そのインサイトをもとに改善すべき点や追加すべき要素を見直しましょう。顧客が何を求めているのか、どんなメッセージがより関心を引いたのか、どの構成が最も成果を上げたのかを確認することが大切です。データを通じて顧客の反応を読み取り、それを戦略に結び付けると、Instagramマーケティングの成果はさらに向上するはずです!

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