Instagramのアルゴリズムがなくなる?アダム・モッセーリ氏が警告した理由
アルゴリズムは、興味に合ったコンテンツを届けるための仕組み!
投稿が表示された後のユーザーの反応にも注目!

Instagramで見たいコンテンツが、いつも最新の投稿とは限らないのはなぜでしょうか?
Instagramでは、ユーザーがどのようなコンテンツに興味を示したかなど、さまざまなシグナルをもとに投稿の表示順を決めています。最近、オーストラリアでこうしたエンゲージメントに基づくアルゴリズムの利用を制限しようとする動きがあり、Instagramのおすすめの仕組みが再び話題になっています。
これについて、Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は、アルゴリズムによる表示順の調整をなくすと、ユーザー体験だけでなく、クリエイターやブランドのリーチにもマイナスの影響が出る可能性があると話しています。今回は、Instagramのアルゴリズムをめぐる議論について、わかりやすく解説します!
アルゴリズムがなくなると、どうなる?
オーストラリア政府は、SNSのアルゴリズムがコンテンツを過度に拡散することで、有害なコンテンツが広まったり、ユーザーの利用時間が長くなりすぎたりすることへの懸念から、表示の仕組みを見直す動きが進んでいます。その一環として、フォローしているアカウントの投稿を時系列で表示するなど、アルゴリズムの影響を抑える仕組みが議論されています。
一方、Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は、時系列での表示だけでは、ユーザーが興味のあるコンテンツを見つけにくくなる可能性があると説明しています。例えば、投稿頻度の高いアカウントのコンテンツがフィードの多くを占めると、ほかのアカウントの投稿が埋もれてしまうことも考えられます。
また、アルゴリズムによる表示順の調整がなくなれば、ユーザーが目にするコンテンツの量が減り、クリエイターにとっても、新しいユーザーに投稿を見つけてもらう機会が少なくなる可能性があると主張しています。
クリエイターやブランドの運用にも影響する可能性
現在のInstagramでは、フォローしているアカウントの投稿に加え、おすすめ機能を通じて、まだフォローしていないアカウントのコンテンツに出会うこともできます。
これは、クリエイターにとって新しいファンを獲得するきっかけになり、ブランドにとっても、これまで接点のなかったユーザーに商品やサービスを知ってもらう機会につながっています。

そのため、アルゴリズムによるおすすめが大きく制限されると、コンテンツが発見され、広まる仕組みそのものが変わる可能性があるという点を、Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は懸念しています。ただし、今回の議論は、Instagramのアルゴリズムが近いうちに廃止されるという意味ではありません。オーストラリアでの規制についても、まだ議論が続いています。
今回の議論からわかるのは、投稿内容だけでなく、コンテンツがどのように表示されるかも、Instagram運用を考えるうえで重要な要素だということです。
表示された後のユーザーの行動にも注目しましょう!
多くのユーザーに投稿を見てもらうことは大切ですが、表示回数やリーチだけで成果を判断するのは十分ではありません。投稿を見たユーザーが、コメントやDMなど、どのようなアクションを起こしたのかも確認してみましょう。
例えば、投稿にコメントしてくれたユーザーに、商品情報やイベントの参加方法をDMで案内する方法があります。また、特定のキーワードをDMで送ってもらい、それに応じて必要な情報を自動で届けることもできます。DM自動化そのものが、アルゴリズムによる表示を増やすわけではありません。しかし、投稿をきっかけに生まれた興味や関心を、その後のコミュニケーションにつなげるのに役立ちます。

Instagramのおすすめの仕組みは、今後も変化する可能性があります。だからこそ、特定のアルゴリズムに合わせることだけを考えるのではなく、自分のアカウントのデータを確認しながら、コンテンツの方向性を調整していくことが大切です。
例えば、投稿ごとのリーチやコメント数、DMへの反応などを比較すると、どのようなテーマや形式がユーザーの関心を集めているのかが見えてきます。投稿を続けるだけでなく、その結果を振り返り、次のコンテンツづくりに生かしていきましょう。
そんなときに活用したいのが、ソーシャルモアのインサイト機能です。
週間レポートやリアルタイムデータを通じて、アカウントの成長やコンテンツの成果、フォロワーの反応を確認できます。どの投稿が多くのアクションにつながったのか、どのようなコンテンツが好反応を得ているのか。データを振り返ることで、自分のアカウントに合った運用方針を考えやすくなります。
ソーシャルモアのインサイトを活用して、日々の投稿を振り返ってみましょう。

Instagramのアルゴリズムは、ユーザーが興味のあるコンテンツを見つけたり、クリエイターやブランドの投稿が新しいユーザーに届いたりするうえで、重要な役割を担っています。
オーストラリアではアルゴリズムの利用を制限する動きが進む一方、Instagram責任者のアダム・モッセーリ氏は、その仕組みがユーザーとクリエイターの双方にとって重要だと説明しています。
今後、Instagramの表示の仕組みが変わる可能性もありますが、日々の運用で意識したいのは、投稿がどれだけ表示されたかだけでなく、その後どのような反応が生まれたかという点です。
リーチやコメント、DMなどのデータを確認しながら、ユーザーの興味に合ったコンテンツを届けられるよう、日々の運用を見直していきましょう。



